「トマトを食べて『赤い!!』など、当たり前のことを全力で言うだけでなんて面白いんだと。リアクション芸に感銘を受けました」
女子アナとして順調に見えたキャリアを捨て、「人を笑わせたい」と芸人の道へ──。その決断の裏には、ある有名タレントとの衝撃的な出会いがあった。「もったいない」と引き止められても、なぜ挑戦を選んだのか。
アナウンサーから「お笑い芸人」へ。大胆すぎるキャリアチェンジを遂げた、小林アナ(44)のインタビューをお届けする。(全4回の2回目/続きを読む)
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パンチ佐藤との衝撃の出会い
――退職の決め手は何だったのでしょうか。
小林アナ 入社3年目に、ロケ番組でパンチ佐藤さんとご一緒したんです。トマトを食べて「赤い!!」など、当たり前のことを全力で言うだけでなんて面白いんだと。リアクション芸に感銘を受けました。「私もこんなふうに人を笑わせたい」と強く思うようになり、「芸人になりたい」と考えるようになったんです。
――アナウンサーの肩書きを捨てるのは、惜しくなかったですか?
小林アナ 当時も「もったいない」とよく言われました。もしかしたら、一般的な感覚とは優先順位が違うタイプなのかもしれないのですが、私は何よりも自由を奪われることが苦手だったんです。決まった原稿を正確に読むよりも、「パンチ佐藤さんみたいに、思いのままに飛び立ちたい」と感じるようになってしまいました。
――退職後は、どうやってお笑い芸人を目指したのでしょうか。
