京都府南丹市で当時小学5年生の安達結希(ゆき)くん(11)が3月23日から行方不明となり、4月13日に遺体で発見された事件。4月16日には死体遺棄の容疑で義父の安達優季容疑者(37)が逮捕された。

 この事件をめぐっては多くの謎が残されたままだ。現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月16日発売の雑誌「週刊文春」では、今なお残されている謎に迫った記事を掲載している。「3つ目の謎」について詳述した記事の一部を抜粋してお届けする。(1つ目の謎「防犯カメラの映像」、2つ目の謎「出所不明のビラ」については「週刊文春 電子版」をお読みください)

逮捕された安達優季容疑者

3つ目の謎「遺体と遺留品発見の経緯」

 続く3つ目の謎、それこそが「リュックサック」と「靴」と「遺体」が発見された経緯である。

 警察の捜索に動きがあったのは行方不明から6日後の3月29日のこと。小学校から西に約3キロ離れた山中で、結希くんが背負っていた通学用の黄色いリュックサックが突如として発見されたのだ。

「リュックを見つけたのは結希くんの母親の兄。細い峠道に設置されたガードレールの裏側に、横倒しにされた状態で置いてあったそうです。発見された場所は携帯の電波が届かない山林で、たまたま車で通りかかった通行人を呼び止め、携帯の電波が届くところで警察に通報してもらったそうです」(前出・記者)

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 発見現場はどんな場所なのか。近隣住民が言う。

「あの道は街灯もなく、夜になれば真っ暗になる。(隣町の)京丹波に抜けるだけの峠道で、向こうに用がある人しか通りません」

 その上、不可解なのはそのリュックの発見時の“状態”だった。

「リュックは目立った汚れや動物に荒らされたような形跡がまったくない。さらにリュック発見から4日前の25日には雨が降っていたのに、そのリュックはまったく濡れていなかったのです」(前出・記者)

 山中の捜索に参加した地域住民の一人はこう言って首を傾げる。

「自分はリュックが見つかる前日に、あの辺りを捜索していたのですが、見つけられませんでした。グループごとに担当エリアを分けて、行ったり来たりを繰り返し、最低3回はあの辺りを回っていた。それでもリュックは見つけられなかったんですよね」

 そして、別の地元関係者はこうも語るのだ。

「捜索を始める際、結希くんの両親が揃って消防団のところに挨拶に来られたんですが、お母さんは憔悴しきっていました。一方のお義父さんの方は、冷静に対応されていて凄いな、と」

 警察は、このリュックが見つかった峠道の入口近くにある溜め池なども捜索したが、何の手がかりも掴めなかった。

「4月7日には結希くんの自宅裏にある別荘地付近も警察は捜索していました。上空ではヘリが飛び交い、報道陣も集結したのですが、この日も空振りでした」(前出・記者)

 そんな中、大きく事態が動いたのは4月12日の午後5時頃。今度は学校から南西に約6キロ離れた山の中で、結希くんが履いていたナイキ社製の黒いスニーカーが見つかったのだ。

全国的な注目を集めた捜索活動

 別の近隣住民が言う。

「4月10日ぐらいからやったかな。急に警察が集まり出して、なんでこんなところを探しとるんやろなと。ここらに住んでいるのはジジ、ババばかりで、子どもなんておらんのよ。だから子どもが歩くだけで目立つんや。せやから結希くんがおるわけないと思ってた。それにしても、地元の人間でも使わん道に、なんで靴が落ちてたんやろか」

 そして翌日――。前述のように、別の雑木林で遺体が見つかったのである。

この続きでは、行方不明が判明した後の両親の言動、最大の謎である「家庭内のゴタゴタ」発言の背景などを詳しく報じている。記事全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月16日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

最初から記事を読む 《京都・小6男児行方不明》安達結希くんの両親の言動、周辺住民の目撃談、同級生保護者の証言…名古屋主婦殺害、西東京4人母子心中“未解決事件”の裏側

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