西口彰だと確信した少女は⋯

 るり子さんは小学校の同級生に西口と一文字違いのクラスメイトがおり、通学中に手配写真をよく見ていた。

 るり子さんは改めて顔写真を確認、そこに見られるような二つのはっきりとしたほくろが川村弁護士にもあることにも気づき、両親に彼が殺人犯の西口だと訴える。しかし、古川さんは客人に対する無礼な態度だと怒り、川村弁護士を免田さん釈放運動を支援すると約束した「幸福の使者」と口にした。対して、るり子さんは「いや、彼は悪魔の使者だ」と強く反論。

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 娘のあまりに真剣な告発に、古川さんはいま一度、川村弁護士の顔や言動を注視する。と、川村がベテラン弁護士を自称しているにもかかわらず、法律の知識は素人並みであることがわかった。そこで、自ら指名手配のポスターを見に行き、娘の言うとおり、川村と西口は同一人物だと確信する。