■今後について

いま閑散としているランチタイムについては、「近隣オフィスワーカー向けの平日ランチメニュー(1200円前後)」で「日常的にご利用いただける場所」にしていくという。また「タイムアウト」はDJブースも併設しているため、週末やナイトタイム向けの音楽イベントも引き続き開催していくようだ。

「ピカピカの廃墟」を再生の起爆剤に

「タイムアウト」は高価格・居心地が良くない店内・空き店舗の解消といった現状の改善に向けて動いているが、しばらくは廃墟に近い状況が続くだろう。

しかし、いまはSNSを中心とした拡散で、一気に集客状況が変わる世の中だ。施設全体が閑散としていたショッピングモール「ピエリ守山」のように、むしろ「廃墟」と呼ばれてしまったことが話題となり、復活を果たしたようなケースもある。

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担当者が述べたように、「タイムアウトマーケット大阪」は変化を遂げ、もっともっと、更にもっと進化していくであろう。課題はあまりにも山積しすぎているが、この地がフードコートとして、開業当時以上の賑わいを生むことを期待したい。

宮武 和多哉(みやたけ・わたや)
フリーライター
大阪・横浜・四国の3拠点で活動するライター。執筆範囲は外食・流通企業から交通問題まで、元・中小企業の会社役員の目線で掘り下げていく。各種インタビュー記事も多数執筆。プライベートでは8人家族で介護・育児問題などと対峙中。
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