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──たった1〜2日でも、冷凍するとしないでは味に違いが出るんですか?

山本 トウモロコシや枝豆などは、生よりも冷凍食品の方がだんぜんおいしいです。我が家は家族みんなで冷凍食品を食べていますが、夫などは冷凍食品の枝豆をほぼ毎日食べるくらい、冷凍食品の枝豆信者です。

 トウモロコシや枝豆って、収穫したその段階から糖度がどんどん落ちてしまうんです。冷凍野菜の場合は、収穫して数時間で工場に到着しています。お店に売っているものはどんなに新鮮でも収穫後半日から数日経過していますよね。「新鮮でおいしい」枝豆を食べたければ、絶対に冷凍食品がおすすめです。

──調理の苦労もなく、一番おいしい状態で食べられるなら、活用しないともったいないですね。

山本 あと、具付き麺類もおすすめですよ。冷凍食品はお弁当のイメージが強いので、ファミリー層や若い人向けだと思っている方が多いんですが、実はシニアにこそ活用してほしい食材なんです。

水がいらない3層タイプの冷凍食品も登場 

 冷凍のラーメンやパスタ類は今、具付きのタイプのものが主流。レンジ加熱や鍋で煮るだけで美味しいもの、中には専門店の味が再現できるものもある便利な食品です。野菜やたんぱく質もとれますし、シニアの方のお昼ご飯などにも便利に使ってもらえると思います。これからも豊かでおいしい食生活を楽しむために、もっと冷凍食品が広まることを願って、発信を続けていきます。

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山本さんがおすすめする「冷凍うどん」をはじめ、冷凍めんのアレンジメニューが満載の日本冷凍めん協会ホームページ
https://www.reitoumen.gr.jp/

冷凍食品のアレンジや保存方法などの情報が紹介されている日本冷凍食品協会の「冷食ONLINE」
https://online.reishokukyo.or.jp/

取材・構成=相澤洋美

写真=釜谷洋史/文藝春秋

やまもと・じゅんこ
冷凍食品ジャーナリスト。「冷凍食品新聞」編集長、主幹を経て、2015年独立。現在は一般向けサイト「冷凍食品エフエフプレス」を立ち上げ、編集長としてサイト運営に携わる。冷凍食品の報道に携わって以来37年間冷凍食品を食べ、冷凍食品のよさとおいしさを発信し続けている。最近は冷凍食品解説者としてテレビ番組などでも活躍。夢は「冷凍食品ミュージアム」を設立すること。https://frozenfoodpress.com/

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