NHK『やさいの時間』でお馴染みの野菜づくりの専門家・藤田智先生。お家のベランダや畑で手軽に始める家庭菜園の基本のキを教えてくださいました。
「はじめに」
家庭菜園は、魅力的な趣味として「50歳からはじめる」だけでなく、いつからでも始められます。仕事に行く前、あるいは仕事から帰った時に自分を待っている野菜たちの管理をいたしましょう! きっと、あなたに、野菜たちが応えてくれますよ!
「必要なもの」
プランター栽培を始める方は、プランター、培養土、液体肥料、移植ごて、ジョーロ、ハサミ、種や苗などを準備します。家の庭や畑を借りて野菜栽培を始める方は、クワ、ホーがあると便利です。さらに、畑の場合は、石灰、堆肥、化成肥料などを、有機栽培で野菜を作る方は、有機石灰、有機肥料(油かす、魚かす、発酵鶏ふんなど)を準備します。植えつける種は、種の袋の裏側に、まき時、栽培方法などが書いてありますので、参考にしてください。苗は、キュウリですと(1)本葉が4枚程度、(2)葉の色が緑色で病虫害の跡がないもの、(3)節間が短く、がっしりとしたもの、(4)白い根がポットの穴から出ているものを選んでください(図1)。また、栽培が始まったら、支柱、ひもの類などが必要になります。
「栽培のコツ」
プランターで栽培する場合は、鉢やプランターに培養土をプランターの縁から2〜3cmの所まで入れ、表面を均し、種や苗を植えつけ、水やりします。
置き場所は、日当たりと風通しの良い場所を選びます。コンクリートの上に直接置かず、レンガやすのこの上に置くなど工夫してください。
水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えることを基本とします。夏場は、日中を避けて早朝か夕方に行うのがベストです。プランター栽培の場合、土の量が限られており、水やりの度に肥料分が流れてしまいますので、液体肥料などを1週間に1度、500倍で追肥してください。畑の場合は、種まきの後の間引きや追肥、土寄せ、誘引、芽欠き、摘芯、人工授粉などを確実に行います。
《この続きでは、初心者におすすめの野菜を紹介。現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月30日(木)発売の「週刊文春」では、本記事の全文と「浅田美代子さんのガーデニング」記事も読むことできる。また、「週刊文春」では50歳からの「大人のための手習い入門」として外国語学習や大学での学び直しなどを取り上げている》


