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「高学歴って、ぼったくりの世界では自慢にならない」
私が元ぼったくりの帝王とはじめて会ったのは、ある出版社の若手編集者と深夜、ラーメン店に入り、ドスの利いた声で呼びかけられたときだった。
茶髪のメッシュ、ピアス、高価な腕時計、サングラス、焼けた肌、豹柄のシャツ。
9時から5時までの世界に生きる男ではないことはたしかだが、ヤクザともどこか異なる放埒な空気をあたりに放っていた。
「最初のぼったくりはキャッチバーからですね。歌舞伎町でバイトしてて、池袋に移転して10カ月やって、営業停止になって、また歌舞伎町にもどったんです。それから個室ヌードをはじめました。すぐに店長です。1年くらいは大学に行ってましたけど。高学歴って、ぼったくりの世界では自慢にならないんですよ。むしろ貧しかったくらいのほうがいいんです」
歌舞伎町には毒トカゲのような男たちが徘徊している。
ポン引きとキャッチである。
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「お客さん、5000円ぽっきり!」
ところが、いざ会計に向かうと請求された額は10万円⋯⋯。帝王が明かした、ぼったくりを成功させる秘訣とは。
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