それから6年。長い充電期間を経て、いま嵐は「最後の花道」を歩んでいる。3月から5月にかけて、全国5都市5大ドームを回り全15公演をこなすラストライブツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の真っただ中にいるのだ。

嵐はラストライブのツアー中

「延べ70万人を動員し、総売り上げは84億円に達する見込み。約6年というブランクもあり、今回のライブは、当初はもっと少ない公演数が予定されていた。特に大野は歌やダンスだけでなく、芸能活動からも離れていたので不安は尽きなかった。しかし、松本や櫻井が先頭に立って、『嵐という存在はなくならないけど、5人でステージに立つのはこれで本当に最後になるんだから』と周囲を説得。待ち続けてくれたファンに恩返ししたいという気持ちで全員の意思が固まったのです」(ライブ関係者)

長身がひと際目立つスレンダーな女将の姿

 3月13日から3日間行われた札幌ドームのライブでツアーはスタート。大盛況を収めた。

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「札幌のホテルの宿泊費が通常の5倍以上に高騰。大学入試も重なり受験生が泊る宿がないと報じられた。ライブの観客のため、JALやANAが臨時便を運航した」(スポーツ紙記者)

 そんな札幌ライブ最終日の翌日の3月16日、大野の姿は東京にあった。

 午後6時半、都内の自宅マンションを出た大野は、タクシーに乗って冒頭の通り割烹バルに向かった。

 青のキャップを目深に被り、モンクレールの黒ジャケットに、黒のパンツにスニーカーというラフな格好の大野の足取りは軽い。

 右手には大きめの紙袋を持ち、左手では顔を隠しながら道路を渡ると店内に吸い込まれていった。

顔を隠しながら店へ向かう大野

「大野が入ったのは和洋折衷の料理が自慢のお店です。数日前が女将の誕生日だったようで、その日は貸し切りで常連だけのパーティが開かれていた」(常連客)

 日を跨いでしばらくして、千鳥足の大野が店から出てきた。大声で何かを叫び、とても上機嫌だ。やがて関係者に支えられながらタクシーに乗ると、帰宅の途についた。それから10分後、今度は4、5人が店をあとにする。その中には、黒のパーカーにジーパン、サンダルとラフな格好だが、長身がひと際目立つスレンダーな女将の姿があった。彼女は皆に別れを告げると1人タクシーに乗った。

長身がひと際目立つA子さん

 そして女性が向かった先こそ大野の暮らすマンションだったのだ。慣れた様子でエントランスをくぐるとインターホンを鳴らす。すぐに自動ドアが開き、女性はマンション内に消えた。