〈安全を第一に考えて実施すべき学校の教育活動において、このような痛ましい事故が発生したことは慚愧に堪えず、今回の事故を学校として防げなかったことを重大に受け止めております〉
ホームページに掲載した「謝罪文」で、教育者としての悲痛な胸中を明かした北越高校の和田晋弥理事長。実は、彼は新潟の花街で――。
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部活遠征中の高校生が命を落とした磐越道バス事故。5月11日には亡くなった北越高校ソフトテニス部の稲垣尋斗さん(17)の通夜が営まれ、学友らが最後の別れを惜しんだ。
15日には金子恭之国交相が定例会見で事故に言及。事故を起こしたレンタカーのマイクロバスについて、現段階での国交省としての見解を次のように示した。
「レンタカー契約書において、借受人が北越高校であったことが確認された。この契約書の内容に基づけば、本事案における運送行為は、高校がレンタカーを使用して自ら行った運送行為となる。いわゆる“白バス”に該当するか否かは、こういった点や現在調査中の事項なども踏まえて判断する」
事故原因の解明に加え、白バス行為の有無を調べる方針
そして16日、福島県警が任意捜査のため北越高に踏み込んだ。
「関係者の立ち会いの下で任意捜査を実施しました。令状が必要な『強制捜査』ではなく、いわゆる『任ガサ』の形をとった。事故原因の解明に加え、白バス行為の有無を調べる方針です」(社会部記者)
こうして捜査が進む中、さる北越高関係者はこう指摘する。
「スポーツ強豪校の北越では、昔から部活の顧問の裁量が大きい。理事長や校長ら学校幹部は部活の遠征実態について把握していなかった可能性が高いでしょう」
現理事長の和田氏が就任したのは2023年5月のことだった。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、和田氏が経営する企業グループの中身、和田氏が新潟の花街で経営する芸妓関連会社の詳細、“芸者遊び”に関する北越高前理事長の証言などについて報じている。


