『銀河の一票』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務める女優の黒木華(はる)が絶好調だ。
同作は、政治に興味がなかったスナックのママが、東京都知事選に挑む新たな形の「選挙エンターテインメント」作品。黒木は、不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失う与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉を演じている。都知事選に挑む月岡あかりを野呂佳代が担当し、黒木と抜群のコンビネーションを見せ話題作となっている。
主人公・茉莉は、若くして政治の世界に飛び込み、大物議員の父のもとでさまざまな経験をしてきた女性だ。真っ直ぐな性格で優秀ながら、どこか世間知らずな一面も持つお嬢様の茉莉を、黒木は絶妙な仕草やセリフの間で表現している。
そんな黒木の演技に応えるように、名バイプレイヤーである野呂が自然体な演技を披露。政界を追い出された茉莉が、市井に生きる政治素人のあかりをスカウトし、都知事選に挑むストーリーがおもしろく人気を得ている。ORICON NEWSが発表した現在放送中のドラマを対象とした満足度調査では2位にランクイン。SNSでの評判が高く、春ドラマの中で存在感を放っている。
『銀河の一票』で見事な演技をみせる黒木だが、6月19日公開の映画『マジカル・シークレット・ツアー』でも主要キャストを務めることが決定している。有村架純が主演を務める“金の密輸”を取り扱う作品で、借金を抱えた研究者・清恵を演じる予定だ。
さらに、8月公開の西島秀俊が主演を務める映画『時には懺悔を』にも出演予定で、話題作に次々とキャスティングされている格好だ。主演舞台も決まっており「演技派」として大車輪の活躍を見せている。
黒木は、1990年3月14日生まれで大阪府出身。高校演劇の名門校・追手門学院高校の演劇部出身で、京都造形芸術大学に進学し演技の基礎を学んだ。在学中の2009年から演出家・野田秀樹が主宰するワークショップに参加し、2010年にはNODA・MAP公演『ザ・キャラクター』で女優デビュー。演劇界で注目を浴び、映画やドラマにも出演していく。

