「ダメをください」が口癖だった
こうした良い流れに黒木も乗り、2024年3月31日に独立してからも、現在までドラマや映画、舞台の仕事が次々と舞い込んでいる。もちろん、黒木が重宝されるのは条件面だけが理由ではない。映画関係者の談。
「黒木さんは、高校、大学で演技をしっかりと学び、基礎ができているのが強い。制作スタッフの考えていることを理解するのが早く、アドリブでより良い演技を提示することもできるんです。何より向上心が高く演技力がどんどん進化しています。
事務所のプッシュだけで演技論もなくブレイクした人気女優も多い中、黒木さんは自分の考えをしっかり持っていると好評です。制作スタッフの中にも黒木さんのファンが多く、仕事が途切れない」
実際、過去の『週刊文春』の取材では、高校の演劇部時代に「ダメをください」が当時の口癖で、休憩時間でも指導を求めたというエピソードが明かされている。また、役柄の分析が的確で「どうお客さんに見せるべきか」まで考えていたと評価され、高校生時代から女優としてしっかりとした考えを持っていたことがうかがえる。
性格が良く、スタッフや共演者から愛されているのも人気が落ちない秘密だと前出のテレビ関係者は明かす。
「大阪出身でお笑い好きの黒木さんは、トーク力が高く撮影現場でもスタッフや共演者を和ませています。番宣でバラエティ番組に出演するのを本人が楽しみにしていて、ノリがわかっているとスタッフからの受けも良い。テレビ業界で悪評が立ったことがなく、信頼を勝ち取っていますね」
同世代の人気女優と比べるとメガヒットした主演作品は少ないが、実力と人柄が評価され着実に仕事を獲得し続けている黒木。『銀河の一票』も盛り上がりを見せる中、『マジカル・シークレット・ツアー』、『時には懺悔を』の公開も控えており、今後も期待だ。
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