■“カバーする側”はどう感じている?

前田さんの職場、一宮市の子育て支援課「保育施設監査室」。この部署では、市内の保育施設が法律や条例に沿って適切に運営できているか、確認しています。

前田さんの業務をカバーする、同僚の高田さんと山田さん。これまで前田さんが監査のために市内16の私立保育園への日程調整をしていましたが、2人が自分の業務に加えてカバーしています。

ニュースONE

さらに、これまでは前田さんを含めた3人で、保育士の数や施設の安全面など、法律や条例に沿って資料作りをしていましたが、今は2人で担当しています。

ADVERTISEMENT

「育休カバー手当」について、カバーする側はどう感じているのでしょうか。

同僚の高田さん:
「何もないよりは、自分がしっかり業務を代わりにやらなければいけないと、身の引き締まる思いを改めて感じました」

同僚の山田さん:
「非常にモチベーションアップにつながっていると思います」

手当はモチベーション向上に繋がる一方、少人数の部署のため休暇が取りづらくなり、時間外勤務も『若干の増加傾向』だといいます。

同僚の高田さん:
「本当は人員配置という形で人を増やしていただけると一番かなと思うのですが、男性の場合は育児休業の期間が短いこともあるので、なかなか人員配置でやっていただくのは難しい」

手当の支給で、誰かへのしわ寄せから、持ちつ持たれつへ。誰もが働きやすい職場づくりに向け、模索は続いています。

次のページ 写真ページはこちら