容赦なくお金と時間を飲み込んでいくカーカスタムの沼に、若くしてハマってしまったオーナーたち。その熱狂のなかで、彼らは自らの人生をどう描くのか。等身大のリアルに迫る!

 今回は、ムーヴをカスタムする「ゆっちゃん」さんをご紹介。

免許を取って最初に買ったムーヴを溺愛する「ゆっちゃん」さん

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初めての愛車とどこまでも

 黄色のものを見つけると、「わぁー!!」ってテンションが上がっちゃうんです。もともとは総武線で通勤していた頃に、たまたま自転車とか小物とか、黄色の私物が多くなっていって。

 いつの間にか自分にとってのラッキーカラーになって、今では私服も仕事の作業着も黄色ばっかりなんですよ!

黒と黄色のワンポイントがヤンチャな印象のムーヴカスタム

 仕事は物流倉庫で働いているのですが、職場では「黄色い人」として定着していますね。それで声をかけてもらったり、手を振ってくれたり。人と仲よくなるのが好きなので、そういうのも嬉しいんですよね。

職場で知り合った彼女と仲よくイベント参加

 実は今の彼女も、職場で出会った人なんです。自分から声をかけて、仲よくしてもらって。今では同棲もしています。年下の彼女なんですけど、優しいししっかりしているし、車の趣味も全面的に理解してくれて、今日も一緒に来てくれているんですよ。

エンブレム類を排してスムージングされたリアまわり

 このムーヴは免許を取って初めて買った車で、5年ほど前に知人から安く譲ってもらいました。最初はドノーマルでしたが、周りの影響でカスタムにハマってしまい、色々試行錯誤して……。気がつけばカスタム費用は300万円ほどになっていますね。

 たまに、「軽にそんなにお金をかけるなら、普通にいい車を買えばいいのに」なんて言われますけどね。でも、自分にとっては初めて買ったこの車がすべてですから、そういう話ではないんですよ。

ドアを開けると一面真っ黄色のインテリアが広がる

 少しでも調子が悪ければすぐに見てあげて、手をかけてあげて……。いわば自分の子どものような存在なんです。なので自分としては、このムーヴでどこまでやれるのか、死ぬまで突き詰めたいくらいなんですよね。

後部座席の足元をウーファーボックスが占拠

 もちろん日常の足もこれ一台です。遠出やデートもこの車ですね。遠出のときはなるべく下道で、景色の変化を楽しんで……。千葉から兵庫の方まで下道で行ったこともありますね。そうやって遠出するときも、彼女は嫌な顔ひとつせず付き合ってくれるんです。

 これまで仕事を転々として、生活はなかなか安定しませんけど、いずれは大好きな車関係の仕事で食べていけたらいいなって。毎日色々な車に触れながら、このムーヴを一生かけて弄っていけたら最高ですね。

仕事の作業着も全身イエロー。職場ではちょっとした有名人だ

 もし将来子どもができても、ムーヴにチャイルドシートを乗っけて……。生涯をこの車と共にしていきたいんです。

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