高市早苗首相陣営が、昨年10月の自民党総裁選と今年2月の衆院選で、ライバルや野党を中傷する動画を作成していた問題。高市首相は国会で「秘書を信じます」「(週刊文春の)有料会員になること自体、私は拒否をいたします」などと答弁して核心を避けており、混乱が続いている。

高市首相 ©時事通信社

動画作成者が語っていた“動機”

 一方、動画作成者の松井健氏は「週刊文春」の過去のインタビューで、「AIとスマホを使い、1日100~200本の動画を作成して拡散した」などと具体的に証言している。また、高市陣営の動画戦略に関与した動機について、こう語っていた。

「私は元々保守的な信条なのですが、『総裁選で高市陣営が苦戦しているので手伝ってほしい』と、知人を通じて依頼されました。私は、トランプ大統領の参謀だったスティーブン・バノン氏(元首席戦略官)を尊敬していて、その手法を研究していました」

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松井健氏

 そしてこう述べた。

「バノン氏のように、選挙をスピン・コントロール(情報操作)したいという気持ちがありました」

 6月10日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および11日(木)発売の「週刊文春」では、木下秘書が松井氏に送った未公開LINEの中身、松井氏が語っていた新証言を掲載。さらに、“木下秘書”が明かした病状、二転三転する国会答弁の裏側、党内から上がり始めた首相の姿勢を問う声なども報じている。

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