「パーマスタイルにしてから一気に…」60歳でモデルデビューした経緯
――60歳になってからモデルをはじめたということですが、モデルをはじめたきっかけも白髪だった?
野田 そうですね。2020年にパーマスタイルにしてから一気に声がかかるようになって、ストックフォトのモデルからはじめたんです。
――グレイヘアに憧れていても、“おばあちゃん感”が出てしまうのではないかと心配する人もいます。
野田 だから、ヘアスタイルとファッションが肝なんですよ。
――ヘアスタイル。
野田 そう。毛量とか、白髪量とかは関係なくて、ごま塩頭でもいいんだけど、“髪型”をどうするかが鍵なのね。
ただ単に白髪にしていると“おばあちゃん”になっちゃうかもしれないけど、奇抜なヘアスタイルにすることで、「あえてやってます」感が出るんですよ。
――野田さんもパーマをかけてますもんね。
野田 そうそう。パーマにして刈り上げたりとか、ちょっと尖ったヘアスタイルにして、ファッションとのトータルバランスで「なんかこの人おしゃれっぽいな」「ちょっと違うな」と見えれば、白髪がどうこうなんて言われないですよ。
おばあちゃんっぽく見えないために意識していること
――逆に言うと、奇抜なヘアスタイルができる人が、グレイヘア向き?
野田 そうです。そうじゃないと、ちょっと難しいかなと思いますね。
あと、おばあちゃんっぽく見えないためには、姿勢も大事ですよね。私も姿勢が悪いからすぐ背中が丸まっちゃうけど、なるべく背筋をピンとして歩くのも大事です。
――お化粧はどうですか。
野田 必ずします。
――今日のメイクも素敵ですよね。
野田 してなかったら外に出られないですよ、私。宅配便とかが急に来たらその時はすっぴんでも仕方ないけど(笑)。
――近所のコンビニはどうですか。
野田 ダメです。私の場合は汚いから(笑)。
あと私、基本、家にいるときと外に出るときの2種類しか洋服がないんですよ。だから家にいるときはそれで寝たり起きたりなので、家用の服では絶対に外には出られない(笑)。
外に出るときは「野田ユカ」をつくって出かける。まあ、外出するために生きているという感じで(笑)、「あっ、素敵だな」って思われることに生き甲斐を感じているから、毎日が楽しいんだと思います。
撮影=釜谷洋史/文藝春秋
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