――難聴うさぎさんに共感する視聴者は多いですか。
うさぎ 難聴者からの共感の声もいただいているんですけど、視聴者の9割は聴こえる人だから「初めて知った」「勉強になる」という声が多いです。「聴こえない人のリアルがわかってよかった」と感じてもらえたら嬉しいです。
バズった衝撃の動画は?
――ほかにバズった動画にはどんなものがありますか?
うさぎ ここ最近では“接客態度の悪さ”をあえてコンセプトにしたレストラン「the LAZY HOUSE」へ行った動画ですね。コンセプト通り、メニューは投げてくるし、飲み物を出すときもダーン!と置く。お客様に向かって「バーカ」とか言ってきたりもするんですけど、私たちは言われてても聴こえてない、っていう(笑)。
――難聴の方だからこその、二重構造のアクシデントもあると。
うさぎ そうなんです。あの動画も、いい意味で炎上したというか。今700万回ぐらい再生されています。 声の聴こえない人があのお店に行ったらどうなるのかっていう純粋な検証であって、私も悪くないし、店も悪くない。誰も悪くない動画なのに、炎上しましたね。
―― 聴こえない人がそういうコンセプトの店に行くという企画そのものが斬新ですね。それにしても、あのお店に入るのって、かなり勇気が要りますよね。
うさぎ 最初は、怖すぎるし混んでてなかなか入れないし、やめようかとも思ったんです。 でも、あのお店の扉に入った瞬間に“YouTube脳”が反応して「取れ高すごいかも」 みたいなテンションになり、「なんでも来い」という気持ちに切り替わりましたね。
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「聴こえないこと」を克服するのではなく、自分自身のままで社会とつながる方法を探し続けSNSに出会った難聴うさぎさん。TikTokでスタートした彼女の発信は、その挑戦を多くの人へ届ける入り口になりました。
そんな難聴うさぎさんにも「聴こえない自分が嫌だった」という時代もあったそう。つづく第2回は、葛藤のあった思春期のお話をうかがいます。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。
