結婚について堂安は、「自分の夢をかなえることが家族を幸せにすることだと思っている」と語り、日本代表で活躍し、W杯で優勝するという夢を実現するためにより一層の努力をしていくことを自分に課した。

ド派手な披露宴に大物芸能人が出席した(本人のInstagramより引用)

右ウイングバックで森保監督の信頼を得ているワケ

 公私ともに充実の時を迎え、日本代表では、右サイドの攻撃において替えの利かない欠かせない選手になった。2024年6月のミャンマー戦から3バックにシステムを変更して以来、右ウイングバックが主戦場となった。

 攻守にアップダウンする体力、スピード、フィジカルの強さが求められるが、そのすべてで森保監督の信頼を得ている。とりわけ、インサイドハーフの久保とのコンビは右の攻撃の火力を一層強め、今や日本のストロングポイントになっている。

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 だが、堂安はW杯では右だけにこだわらず、攻撃全体を活性化する意識でいる。

「ちゃんとオーガナイズしてくる相手にポゼッションして、自分のポジションにステイしているだけじゃやっぱり崩れない。誰かが違うポジションに変更するかとか、タケ(久保)と俺がポジションを替わるとか、(伊東)純也くんと(中村)敬斗が替わるとか、例えば大胆に純也くんが自分のウイングバックのところまで来て、俺が左のシャドーに入っていくとか、そういう大胆さも必要だと思います」

 

エース、そしてリーダーになるという自分への約束を果たせるか

 こうした思い切りのいいプレーを考え、実行できるのが堂安の良さだ。ただ、今回のW杯で目立つのは献身的な守備だ。オランダ戦、チュニジア戦ではエース封じを演じ、2試合で勝ち点4獲得に貢献した。

 だが、スウェーデン戦では失点を防げず、怒りを爆発させた。堂安の凄みは、やはり攻撃力にある。決勝トーナメントからは、守備をやりつついかに点を取るかがひとつテーマになる。

 そして、もうひとつやらなければならないことがある。チームには前大会でも精神的な支えになった長友がおり、吉田もサポートプレーヤーとして同行している。彼らがいるなかで、カタールの時に誓ったエースになり、リーダーになるという自分への約束を果たせるだろうか。

 堂安にとって、4年前の大きな宿題を解く時になる。満点解答の先には、まだ見ぬ景色やビッグクラブからのオファーなど、大きなご褒美がもたらされるはずだ。

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