メキシコ人記者に聞いた「日本VSメキシコ」の結果
――メキシコ代表のワールドカップでの成績はどう予想しますか。
カルバハル記者 「ここ数週間でメキシコは改善してきていると思いますが、そこまで大きな期待はしていません。2022年カタール大会で1978年大会以来最悪の結果に終わった際の主力メンバーを、今も多く維持しているからです。私の予想では、ベスト16進出、つまり決勝トーナメント1回戦突破までが現実的だと思います」
カルバン記者 「ホルヘ・バルダーノ(マラドーナとともにアルゼンチンの1986年W杯優勝に貢献した)は『サッカーとは精神状態(ステート・オブ・マインド)である』と言っています。多くの人の見方とは裏腹に、メキシコには明確なプレーパターンがあり、それは開幕戦でも見て取れました。ホーム開催であることは大きな力になるでしょうし、彼らも準々決勝に進出すると見ています」
2人の記者の意見は、分かれた。
――もし日本とメキシコが対戦するとしたら、どのような試合になると思いますか。
カルバハル記者 「両チームのスタイルを考えると、とても激しく、戦術的な試合になると思います。日本は規律があり、組織的なサッカーをします。一方のメキシコは強度が高く、常に前へ出ていくチームですし、スタジアムではおそらくメキシコ側の観客の後押しも大きいでしょう」
カルバン記者 「メキシコがボールを保持して主導権を握り、日本は守備ブロックを作り対抗する展開になるでしょう。久保はモンテレイで『偉大な勝利はリアクティブな戦いから生まれる』と語っていました。日本はボールを使ったプレーができることも示そうとするでしょうが、森保監督は守備的な戦い方を選択するのではないかと見ています。メキシコのプレッシングの連携ミスを待ち、そこを突くような展開です。警戒すべきは、日本が『エル・トリ(メキシコ代表の愛称)』よりも個の質が高いという点です」
日本とメキシコが対戦するとしたらだいぶ先のこと。日本はまず、モンテレイでのチュニジア戦を戦う。

