――ブルゾンちえみの名文句並みに(笑)。ジャン・リンホーって目黒蓮に似てるなと思ったんですよ。華流がちっとも刺さらなかった本誌編集長も「カッコいい!」と。武安侯バージョンの長い触角のついた兜姿にキュンときたらしく(笑)。しかも『逐玉』って、ジャン・リンホーを筆頭に、反町隆史似の美しき悪役ダン・カイ(鄧凱)とか、キョトン顔がかわいいリー・チン(李卿)とか、気になるイケメンが総出演。
松本 でもさ、ジャン・リンホーでしょう、一番は。
「すっぴんで出れば文句ないのか!」
――ただ、ジャン・リンホーが戦場でもびっちりメイクをしてることに中国国内で批判が集まったらしく。“ファンデーション将軍”とネットで揶揄されて。
松本 厳しいなあ(笑)。
――すると中国当局が乗り出してきて。国家広播電視総局で「ドラマにおける健全な美認識をテーマに座談会」とやらを開催し、健全な美意識の確立とルックス至上主義の排除、ブランディング依存の回避、スター中心ではなく脚本中心主義への転換、というのを決定したと。これは暗に当局が『逐玉』を批判しているとドラマ民が憤慨、「すっぴんで出れば文句ないのか!」という声が噴出した……という記事を読みました(笑)。
松本 いかにも中国だな。
――さらに、『逐玉』に出てくるティエン・シーウェイが演じるヒロインの地元の婚約者役だった人、以前BLドラマに出てたから、顔がAIで差し替えられたってニュースも。
松本 じゃあ、『陳情令』(19)のシャオ・ジャン(肖戦)なんかだめじゃん!
――『陳情令』はBLではないということになっているので大丈夫です。たぶん、婚約者役の人は本気のBLに出てたのかな、と。
新宿のホスト軍団かなってくらい、イケメンがぞろぞろ
松本 イケメンといえば、『逐玉』のあとにネトフリでやってた『月鱗綺紀』(26)もすごかった。ぞろぞろ出てくる。新宿のホスト軍団かなってくらい。政府は文句言わなかったのか(笑)。
――『月鱗』はSNH48のメンバーだったジュー・ジンイー(鞠婧禕)がヒロイン。ただ、おっしゃるように男性陣がホスト軍団なので、誰が誰だか途中からわからなくなって(笑)。
松本 ははは! まあ、いつもの宿命ロマンスものだから。僕も観過ぎてるから、何がどんな話だったかすぐ忘れる。忘れないと次が観られないし(笑)。
――じゃあ、松本さん的には、『逐玉』がいまのところはイチオシだと。
松本 ダントツだね。
