出会って1週間で交際→20歳で結婚…鎌田を支える妻の存在

 粘り強い守備とボール奪取に長ける佐野と、変幻自在に動きまわり攻撃を組み立てる鎌田のコンビは、日本の心臓部になった。鎌田は「僕は、サッカーで評価されたい」と常々語る通り、言葉よりもプレーで魅せて来たのだ。

 プレーは大胆でエレガント、普段は素朴で淡々としているが、非常に家族想いの優しい心を持った選手でもある。鎌田は、2017年5月23日、20歳の時に安莉紗さんと結婚をした。知人の紹介で出会い、出会って1週間後に交際が始まった。

20歳で結婚した鎌田大地と妻の安莉紗さん ©getty

 鎌田は当時、1年後には欧州でプレーしたいと思っていた。結婚を前提に交際し、海外移籍にもついて来てほしいと伝えていたという。

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 そのシーズンの12月25日、鎌田は鳥栖時代の選手らを招待して、結婚式を挙げた。20歳とまだ若いが、交際期間から自分の将来設計を彼女に話をして、その通りに実現していくことになるのだが、鎌田の海外での活躍は安莉紗さんが支えていると言っても過言ではない。

 2017年にフランクフルトへ移籍後、もう9年間も欧州各国でプレーしている。国が変れば、言葉も生活環境も習慣も異なるゆえに、日常の生活を守る妻の負担が大きいが、それでも日本の食材などを調達し、和食中心で鎌田の体を支えてきた。

両親にロレックスを贈り、弟には乗用車を…

 ふたりの間には愛息がひとりおり、Instagramではお揃いのスニーカーを履いている写真などが投稿されている。家族みんなで鎌田を支えている感がInstagramからは溢れている。

息子とお揃いのスニーカーを履く鎌田大地(本人のInstagramより)

 家族への思いも熱い。小6の時、JFAアカデミー福島の選考試験に落ち、ガンバ大阪のジュニアユースに入るも環境に慣れず、何度か両親が大阪に行き、話し合うこともあった。

 また、ガンバのユースに入れず、京都の東山高校に進学するなどして、両親に支えられたことでサッカーを続けられたという思いが強かった。

 鎌田は「自分がサッカーを続けるために、お父さんやお母さんにすごく迷惑をかけたので親孝行したい」と語り、プロ1年目で契約更改した際には、両親に感謝の手紙とロレックスの腕時計を贈り、プロ入りした弟・大夢へは乗用車をプレゼントした。

 また、フランクフルト4年目の2022年には両親に兵庫県内に新築の家を贈っている。親孝行のレベルが“レベチ”だが、自分をサッカー選手に育ててくれた両親に対して、そのくらい深い感謝の念を抱いているのだ。