オランダ戦で2点目を決め、チュニジア戦でも先制ゴールを決めた鎌田大地(29)。
「極めてサッカーIQの高い選手」
そう鎌田を評したのは、代表歴代最多152のキャップを持つ遠藤保仁だ。遠藤は、日本代表FWの後藤啓介から「右足の最高峰」と称され、W杯3大会に出場。戦術眼、技術ともに最高レベルのボランチとして活躍してきた遠藤から見ても、鎌田は魅力的だということだ。
「ひらめきとかアイデアはすごい」監督からも選手からも評価が高い
日本代表でも鎌田の評価は高い。
「大地君がいるおかげで攻撃がスムースに展開できている」と堂安律は語り、ボランチでコンビを組む佐野海舟は「攻守の部分でうまく役割分担が出来ていますし、攻撃に関してのひらめきとかアイデアはうしろから見ていてすごいなと思っています」と語る。
ボランチ・鎌田が絶賛されているが、以前はトップ下、2列目が主戦場だった。
2015年に鳥栖に入団後、その高い技術と視野の広さ、豊富な運動量でレギュラーを勝ち取り、主力に成長。そのわずか2年後に、高い攻撃力と攻撃センスが評価され、ドイツのフランクフルトへの移籍が決まった。
それ以来、シント=トロイデン(ベルギー)、フランクフルト(ドイツ)、ラツィオ(イタリア)、クリスタル・パレス(イングランド)と各国の指揮官から誘いを受けて海外でプレーし、2024-2025シーズンにはクリスタル・パレスでFAカップのタイトルを獲り、順調にキャリアを重ねてきた。
森保一監督の信頼も絶大だ。
カタールW杯では4試合に出場した。その後、4バックでスタートした2023年3月のコロンビア戦でボランチとしてプレー。3バックになり、2025年9月のアメリカ戦からは佐野海舟とボランチのコンビを組むことが増え、ボリビア戦、ブラジル戦、イングランド戦など大事な試合でもボランチを任された。

