サッカー日本代表は21日、ワールドカップ北中米大会のグループリーグ2戦目でチュニジアと対戦。4-0と快勝した。
元日本代表で、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二氏は、この試合をどう見たのか。話を聞いた。
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シュートのうまさが際立った鎌田大地
――チュニジア戦は、4-0の快勝でした。
城 前半4分に鎌田(大地)のゴールで1点を先制したことで、ほぼ試合が決まった感じでした。チュニジアは負けたら終わりだから、その後、どう出てくるのかなと思って見ていたけど、何もなかった。
監督が代わって5日で違いを出すのは難しいけど、それにしても追いつこうとか勝利への気持ちがまったく見えなかったし、淡々とプレーしていた。そういう部分では、日本は苦しむことなく、勝ち点3を取れてラッキーだったと思います。
――チュニジアの希望を粉砕した鎌田選手のゴールは、テクニカルでした。
城 中村(敬斗)が左サイドを切り裂いてクロスを入れた際、鎌田はDFの背後を取りつつも交錯しながら軸足に当てて入れた。あそこで相手DFに捕まえられずにスルスルと中に入っていけるのが鎌田の良さで、シュートもうまさが際立ったと思います。
上田綺世の世界トップクラスのシュート力
――FWの上田(綺世)選手が待望のW杯初ゴールを決めました。
城 試合後の彼の「ホッとしました」という言葉がすべてを物語っていると思います。オランダ戦は1本しかシュートを打てず、悔しさとフラストレーションを溜めたと思うんです。もともと1トップはポストプレーで2列目を活かすための起点にならないといけないので、戦術的に点を取るのが難しい。
それでも今回、板倉(滉)のパスから抜け出した後の判断がストライカーらしかった。伊東(純也)に出す選択もあったけど、45度の角度から打ち抜いた。あの距離で、あのコースでゴールに入れるのは、同じFWだからわかるけど本当にすごい。あのパンチ力は半端ない。世界トップクラスのシュート力だと思います。

