実際、4月上旬に開かれた明宏氏主催の会合には40人が集まった。
「康稔氏らが主催した会合より多くの人数が集まったと話題になりました。今でも総理になりたがるなど野心溢れる康稔氏と違って、明宏氏は朴訥で欲がない。稲田朋美元防衛相らと共に開く8日の偲ぶ会にも、大勢の議員が参加すると見られます」(前出・中堅議員)
明宏氏を電話で直撃すると…
果たして、当事者はどう受け止めているのか。明宏氏を電話で直撃した。
――7月8日に安倍氏の偲ぶ会を開く?
「偲ぶ会ではなくて、定期的にやってる飲み会。国会の会期末だし、ちょうど安倍先生の命日でもあるので、飲もうかねってだけの話で。いつものメンバーに加えて、安倍先生を偲びたいという人も参加するけどね」
――康稔氏が15日にも同様の会を開くが。
「康稔がやるというよりも、有志で集まって安倍先生を偲ぼうと。一緒にやろうという話は来てますよ」
――「5人衆」の求心力が落ちている。
「(裏金事件は)指示に従ったのに巻き込まれたような形になって、旧安倍派のメンバーも相当不満を感じていた。今も不満だという人はいるんです」
――落選議員らの飲み会を主催していた?
「落選者の話す場がないっていうんで、みんなが上京する時に飲む場を設けていたんですよ。この前(の衆院選で)戻ってきたんで、当選祝いも兼ねて飲み会を開いたら40人くらい集まった。それがちょっと目立って、面白くない人も出てきたんだろうね」
――8日の会場は?
「昔、安倍先生と一緒に行ったお店にした。セレモニー的なことはしない。最初、安倍先生に献杯みたいなことはするけどね」
一方の康稔氏はどうか。事務所に尋ねたが、期限までに回答はなかった。
旧清和会で、安倍政権を支えた“ダブル西村”の勢力争いが加速している。