街を行く「働くクルマ」に憧れるあまり、あろうことかマイカーとして所有してしまった者たちがいる。維持の苦労や周囲の反応など、商用車オーナーたちのディープなカーライフに迫る。
今回は、「第7回 商用車ミーティング関東(主催・千城バス)」の出展者から、三菱ふそうのエアロバスに乗る「エヌズ」さんをご紹介。
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まさかの“観光バス購入”で広がる人生の幅
しばらく前から建築関連の仕事をしていて、コロナ禍でたまたま業績がすごく伸びたんですよ。それで、妻と「別荘でも買おうか」という話になったとき、妻の方から「バスにしたら? 好きなんでしょ?」と提案されたんですね。
バスは昔から好きでしたが、まさか実際に買うとは夢にも思わなかったです。でも、その妻の言葉でハッとさせられて。「たしかに、バスなら何かあっても処分しやすいし……」と、すぐに購入を決めましたね。
やっぱり最大の問題は置き場ですよね。私の場合は幸い、付き合いのあるお蕎麦屋さんが広い敷地を持っていて、そこをバス仲間たちと使わせてもらって……。そうした環境がなければ、ちょっと維持するのは難しかっただろうなと思います。
この大きさのバスを買って、最初は「使い道に困るかな」とも思いましたけどね。あったらあったで、色んな楽しみ方ができるんですよ。今は週に1、2回は動かしていて、仲間と温泉に行ったり、お寿司の食べ放題に行ったり。気軽に大人の遠足ができるようになりました。
私自身、以前トラックドライバーをしていたので運転には困りませんが、みんなを乗せているときの疎外感はありますね(笑)。20人くらいを乗せると、後ろで飲んでカラオケして、もう大騒ぎですから。「俺もそっちがいいんだけどな……」って。
最初、友人たちにバスを買ったと伝えたときは「お前はバカか」と呆れられましたけど、実際に見せると盛り上がっちゃってね。多分みんなマイクロバスくらいのサイズを想像しているので、ギャップに驚くんだと思います。
ただ、出先で事業者と間違われるのはしょっちゅうですね。高速のパーキングで休憩して、戻ってきたら知らない人が座っていたり。どうやら隣の観光バスと間違えて乗ってきちゃったみたいです。
まぁそういう経験も含めて、人生の楽しみ方は間違いなく広がったと思いますよ。せっかくの車両なので、もっと色んな使い方ができればいいんですけど。
法律の壁がなければ、親孝行ツアーを開催するとかね。色々調べながら、他の人に楽しんでもらえる使い方を見つけたいですね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。





