――小学1年生で、50kg?
やせるくん ね、びっくりしますよね。当時は身長も大きいほうではあったんですけど、体重は平均どころじゃない。そこから小学6年生で80kg、中学3年生で120kg、そして高校で140kgまで増えました。身長は、小6で165cmになってから、ほぼ変わっていないのに。
小学生の頃は、よく「中学校になって、運動部に入ったら自然と痩せるよ」って言われていましたね。結局、全然痩せませんでしたけど。
周りからは「痩せてたらすごいアスリートになる」と言われたが…
――ということは、学生時代は運動部に入っていたのでしょうか。
やせるくん 実は、野球を10年以上やっているんです。もともとは母がスポーツが好きな人で。その影響で、僕が小さい頃からいろんなスポーツの習い事に連れて行ってくれたんです。そのなかでも野球は、小学校から始めて中学、高校とずっと続けていました。
小学校のころはクラブチームに通っていて、土日の朝9時から昼3時までは練習していましたね。
――失礼ですが、大きい体はスポーツの妨げにはならなかったのでしょうか……?
やせるくん いわゆる「動けるデブ」で(笑)。太っているせいで、スタミナは全然ないんですよ。だから、走り続けるのは苦手でしたね。でも、50メートル走は13秒くらいだったし、野球ならゴロは取れるし、サッカーならリフティングも50回ぐらいは余裕でできるし。
体育のバスケでは、キャプテンを任されたこともありました。だから周りからは、「太っててそれだけ動けるんだから、痩せてたらすごいアスリートになるんじゃね」って言われていました。
小学1年生の頃には、1人でお寿司を30貫も食べていた
――では、運動も人並み以上にしていたのに、どんどん体が大きくなっていった、と。
やせるくん 食べる量がそれ以上なんですよ。小学1年生の頃には、1人でお寿司30貫は食べていました。
中学になる頃には、朝ごはんは大盛り焼肉ラーメン、昼は学校の給食を、自分の分に加えてクラスで残ったものもすべて食べていたんです。
そして放課後はコンビニでおにぎりやお菓子をお小遣いで買えるだけ買って「おやつ」として食べて、夜ご飯も普通に食べていました。当時のお小遣いは、ほぼ食べ物に消えていましたね。

