唇を縫われた状態で商店に駆け込み助けを求めた女性。前代未聞の猟奇的事件の犯人として逮捕されたのは、今年50歳になる櫻井政恵容疑者だった。息子2人と被害者姉妹と同居した「恐怖の館」で一体何が起きていたのか?
櫻井は1976年7月、古河市内の産院で生まれた。彼女の生い立ちを知る地元住民が語る。
「あの家庭は少し複雑でね。美人で有名だった母親が、いろんな男とくっついたり離れたりして、各地を転々としていたんです。政恵ちゃんは5人きょうだいの2女で、上には姉と兄、下には双子の姉妹がいましたよ」
「万引き癖が酷くて」「誰からも好かれる人気者」
学生時代には非行に走ることもあったようだ。
「政恵ちゃんは万引き癖が酷くてね。いわゆる児童養護施設みたいなところから学校に通っていた時期もある。根はいい子なんだけど、そういう問題があったのも事実です」(同前)
実家の近くに住む親しい知人はこう振り返る。
「政恵は母親似の美人と評判でしたよ。当時は今より痩せていて、母親と一緒にスナックを切り盛りしていました。客のあしらいが上手くて、印象的なのは、酔客に『体壊すから、今日は帰ってまた明日来ればいいのよ』と優しく声をかけていた姿。人当たりがよくて、誰からも好かれる人気者でした」
20歳を前に母が亡くなり…
だが、櫻井が20歳を迎える約5カ月前、慕っていた母が早世する。

