そんなときだった。グレースは、ノーマ・ジーンの保護者権が正式に認められ、家族が4人になっても、何とか食べていけるだけの収入を得ることができるようになった。
グレースはノーマ・ジーンを孤児院から引き取って、ゴダード家に向かい入れた。ノーマ・ジーンが11歳のときだった。しかし、ゴダード家での生活はまたも長く続かなかった。
「ブラウスは脱がされ、スカートも剝がされ…」酔ったゴダードの態度が急変
ゴダード家に住んで4カ月たったある日、グレースとノーナが出かけているときだった。ノーマ・ジーンはゴダードと2人、家に残された。ゴダードは酔っていた。ゴダードはノーマ・ジーンに、そばに来るよう声をかけ、最初は優しく抱きしめた。
ノーマ・ジーンは少し驚いたが、優しく抱きしめられたことが嬉しくてじっとしていた。
突然、ゴダードの態度が急変した。ノーマ・ジーンの服を強引に脱がそうとしだした。息も荒くなって、酒臭さが迫ってくる。ノーマ・ジーンは逃げようともがいた。ゴダードの力はより強くなる。
「やめて!」
ノーマ・ジーンは声を上げて抵抗する。ブラウスは脱がされ、スカートも剝がされた。体中を男の手がはい回る。恐ろしい嫌悪が襲ってきた。
下着も脱がされそうになったとき、ドアが開く音が聞こえてきた。グレースとノーナが帰ってきた。助かった。ドアの前でノーマ・ジーンはへたり込んだ。
ゴダードが、酒臭さを放ちながら、グレースに醜い言い訳をした。
「この小娘が下着になって、俺を誘ってきたんだ」
ノーマ・ジーンは泣きじゃくりながら、頭を左右に振るしかできなかった。
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