「子どもが殺されるのは嫌やな」正義感の強い夫と“結婚して良かったこと”
――ウィリーさんと結婚してよかったと感じるのはどんなところですか。
yurio 夫は家族とか友だちへの愛がめちゃくちゃ深いタイプで、友だちからヘルプ電話があると、夜中でも飛んでいっちゃうような人なんです。
彼がバスケット選手を引退したあとイラク戦争になって、友だちも犠牲になるかもしれないからと入隊しようとしたこともあったらしく。
その時、彼を全力で引き止めてくれた友だちとは大喧嘩になって、そこから疎遠になっちゃったらしいんですけど、それくらい正義感が強いところはすごいなと思いますね。
――ウィリーさんは今起きている戦争にも心を痛めているのでは。
yurio 「子どもが殺されるのは嫌やな」って、ニュース見ながら怒ってますね。でも今は息子がいるから、戦地には行かないと思います。子どもがすべてみたいです。
息子には「みんなそれぞれ違うのが普通だよ」と伝えたい
――お子さんは、自身のアイデンティティについて理解している?
yurio ナチュラルに思ってるのかもしれないですけど、まだ上手にしゃべれるわけではないので何か言ってきたことはないですね。認識としては、髪が長くて黒くない人はママ、テレビで黒人男性が出てきたら「ダディ」と言ってます。
――いつかお子さんから聞かれたらどのように答えますか。
yurio 「みんな違うんだよ。それが普通だよ」でいいかなと思っていて。国際結婚してる友だちの子どもも、「なんで髪がくるくるなの?」とか「なんで肌の色が違うの?」と保育園のお友だちから言われることがあるそうで。
そうやって他の子に聞かれた時に、「普通だよ」って返事をする練習をしてると言ってました。なるほどなと思って。
肌の色が違うのも、髪の毛がカーリーなのも理由はないから、逆に「なんであなたの髪はまっすぐなの?」という話になるわけで。だったら、「みんなそれぞれ違うのが普通だよ」って私も言うべきかなと思いました。
――息子さんが幼稚園に入る際、ウィリーさんが大変心配されていたということですが、通園をはじめてみていかがですか。
yurio 「うちはミックスで、家でも英語と日本語をしゃべるんですけど、他の子より言葉の進みは遅いかもしれない」と話をしたら、園長先生が、「全然オッケー。外国人の子は他にもいるし」って感じで、肝っ玉母ちゃんみたいな方だったんですよ。
その園長先生の対応が良かったから大丈夫じゃないかと思って通園をはじめたんですけど、今のところ特に嫌なものも感じず。でも、何かあったら、という構えは常にしているし、注意深くは見ていますね。

