10本の指先が黒白(こくびゃく)の鍵盤を好奇心いっぱいに駆け回る、そんな音楽を披露してくれるキューバン・ジャズ・ピアニストのアロルド・ロペス・ヌッサが日本にやってくる!
「僕が生まれたのはハバナの小さなアパート。ダイニングに母のピアノ、中2階には父のドラムがあるそんな家だったから、音楽は体の一部となり人生にもなりました。いまも妻や娘が家の外で僕を待っていても、何か思いついたらすぐピアノに向かっちゃう(笑)。家族には感謝してます」
いつも体のどこかで音が弾けているから、どんな場所にいてもセッションが始まる。
「心の中で湧き出るものを、僕の頭が読み解こうとしている――そんな感覚で弾いているんだと思います」
後援会があるほど支持を集める日本のステージは今年で5年目。弟でドラムスのアドリアン、コントラバスのガストーン・ホヤのトリオで来日だ。
「僕たちにとって日本は近未来のようで、毎年新しい経験ばかり。初めは恐る恐る食べたうなぎも今では大好物さ!」
カリブ海を越えて東京、大阪へ。街の匂いに触れたアロルドの心は、どう躍る?
INFORMATION
アロルド・ロペス・ヌッサ公演
東京:10月9日ブルーノート東京 10月11日~13日コットンクラブ
大阪:10月16日ロイヤルホース
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