経験したことのないような頭痛が続き、耐えきれなくて吐いてしまい…
――でも毎日、体調はすぐれなかったんですね。
鈴木 37.2度の微熱が、ずっと続いていました。経験したことのないような頭痛もずっと続いていて、吐き気もあり、耐えきれなくて吐いてしまったこともありました。手がしびれていることもあったんです。
気になってネットで症状を調べたら「脳卒中」という結果が出てきたんですけど、若い子がなるとは書いていなかったし、自分が「なるわけない」とすら思ってたので、両親はずっと「病院に行ってみたら?」と言ってくれていたんですけど、無理をして仕事に行っていました。
――発症から10日後にようやく病院に行ったそうですが、きっかけがあったんですか?
鈴木 病院へ行くまでの期間がちょうど、新しく加入したグループのお披露目を控えていた時期だったんです。
自宅でダンスの練習をしていたら、息が上がって気持ち悪くなり、倒れ込むような状態になってしまって。明らかにおかしかったので、病院に行こうと決めました。
医者から「脳こうそくが見つかりました」と言われ、即日入院に
――病院へ行った当日について詳しく教えてください。
鈴木 まず、病院へ行く前にお母さんがこれまでのことと一緒に「娘は手にしびれがあるようで」と、電話であらかじめ伝えてくれたんです。なので、病院では内科などには行かず、最初から脳外科の診察を受けました。
そして、先生にその日までの症状を説明したら「詳しく検査した方がいい」と言われて、MRI検査を受けました。
検査後に看護師さんが車椅子を持ってきてくれたので、私もお母さんも「あれっ?」となって。車椅子に乗って診察室へ入ったら、先生に「脳こうそくが見つかりました」と言われました。
――その後すぐ、入院となったんですね。
鈴木 はい。診察室から、車椅子でSCUの個室(脳卒中集中治療室)に運ばれました。けっこうバタバタしていて、お母さんとは診察室で別々になってしまったんです。
SCUには脈拍などを表示するモニター、見守り用の監視カメラも付いていて、看護師さんが常に状態を把握してくださっている環境でした。

