――当時は、なぜそのような言動になってしまったのだと思われますか。
麻木 恋愛もお芝居も本気で向き合うという番組の中で、もちろん恋愛も大切でしたが、私は俳優として参加していたので、「できるだけ多くの方とペアを組んでお芝居をしてみたい」という気持ちが強かったんです。
最初のオーディションでは私からその方を選んでお芝居をしたのですが、その後は毎回その方から指名されるようになりました。
でも私は、「いろいろな方とペアを組んでみたほうが、お互いにとってプラスになるんじゃないかな」と思い、その気持ちを相手の方と二人で話した際に率直に伝えたことが、視聴者の皆さんには冷たく映ってしまったみたいです。
放送を見返した時、「私、こんなに不機嫌そうな表情をしていたんだ」と、自分でも驚きました。
――ご自身の中にも葛藤があったのでしょうか。
麻木 実は、幼い頃からのトラウマもあって、男性から強く好意を向けられることに恐怖心がありました。だからこそ、当時は「これ以上仲良くすると、相手の方に期待を持たせてしまうかもしれない、冷たく接すれば離れてくれるんじゃないか」と安易に考えてしまったんです。
でも、それは私の未熟さでした。相手の方ときちんと話し合えばよかったですし、自分の気持ちをもっと違う形で伝える方法もあったと思います。あの経験を通して、自分の気持ちだけではなく、相手の立場に立って伝えることの大切さを学びました。
「死ねよ」「ブス」100件を超えるダイレクトメッセージが…
――番組が放送された後、麻木さんご自身にはどのような反応が寄せられましたか。
麻木 放送が始まる前から、スタッフの皆さんには「もしかしたら炎上するかもしれない」と言われていたので、ある程度の覚悟はしていたんです。でも、実際に放送が始まると、想像をはるかに超えていました。
インスタグラムには、毎日のように「死ねよ」「ブス」「生きている価値がない」「もう番組に出ないでほしい」 と、100件を超えるダイレクトメッセージが届いたんです。
番組の放送中はリアルタイムで視聴者のコメントが流れる形だったので、それを見た共演者の皆さんも、「れにゃ、大丈夫?」と心配してくださっていました。

