「自分は周りから浮きすぎてる、宇宙人だ」
──周りと違う扱いをされるのは、やはり嫌でしたか?
チェルシー 私はとにかく目立ちたくなくて、周りに馴染みたかったです。小学校に入ってからずっと「自分は周りから浮きすぎてる、宇宙人だ」と思っていたので。何もしていないのに1人だけ発光してるような変な罪悪感があって、小中時代はひたすら「埋もれたい」と思ってました。だから毎日、周りの子の話し方や態度をじっくり観察して真似をして、自分なりの「普通化計画」を進めていたんです。
──双子の妹さんは同じ環境だったと思いますが、相談しなかったのでしょうか。
チェルシー それが、妹は私と対極の陽キャなんですよ。私は図書館に籠もるタイプだったけど、妹はサッカーで駆け回って近所の子たちのボスみたいな。
だからダークサイドに飲まれてる私から見ると「あぁ、そっち側なんだ……」という感じで。比べられることも多かったし、当時は全然仲よくなくて、本心なんて話せませんでした。
──同じ境遇のはずの妹にも劣等感を感じていた。
チェルシー めっちゃ辛くて、小中時代は完全に暗黒期でした。あまり話したことはないんですけど、その頃は「25歳で人生を終わりにして生まれ変わろう」と思って、それを支えに生きてました。
──25歳で終わり。
チェルシー 小学校6年間を乗り越えられる気がしなかったんです。それなのに中学、高校……と耐え続けるのはムリだなと。だから「25歳で死のう、そしたら生まれ変われる」というのを支えにやりすごしてました。実は今年の5月に25歳になって、もちろん今はそんなこと思ってないんですけど、当時の絶望感ははっきりと覚えてますね。
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