経済学者・成田悠輔氏がゲストと「聞かれちゃいけない話」をする対談連載。第14回目のゲストは、俳優・モデルの水原希子さんです。俳優・モデル・起業家として世界で活躍する水原さんが、自身の芸能界における出発点を語りました。(構成・伊藤秀倫)

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「芸能人になるの、私?」

 成田 嫌だったこととか、悪い意味でのサプライズってありました? 

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 水原 東京に出てきてから?

水原希子さん(本人提供)

 成田 はい。野次馬的に思うのは、中学生から高校生くらいの年齢じゃないですか。その若さ、っていうかまだ子供みたいなもんで人前に出る仕事するの怖くなかったのかなと(笑)。

 水原 本当に生意気だったので、あまり(笑)。それにモデルの仕事に関しては、やっぱり幼い頃からやっていたので、勝手がわかっている部分もあって。何より今もですけど、服が好きで、写真芸術が好きだったので、仕事をするのは楽しかったですね。とにかくうまくなりたい、上達したい気持ちがすごく強くて、結構ハングリーだったんですよ。

 その後に、『ノルウェイの森』(2010/トラン・アン・ユン監督)っていう映画で、俳優デビューみたいなことになるんですけど、その時がたぶん一番きつかった。

2010年に公開された映画『ノルウェイの森』

 成田 あぁ、あれが最初の俳優仕事なんですね。

 水原 そうなんです。自分が全く想像してない世界に入っていっちゃって。

水原氏が表紙を飾る『ViVi』 (講談社)2017年10月号

 成田 リアルタイムに劇場で拝見して。はじめての演技で新鮮で生硬な水原さんがちょっと浮世離れした役(小林緑)とすごいシンクロしてた記憶が。

 水原 本当ですか。たぶん撮ってた時が18とか19とかだったんですが、撮影もすごいナーバスでしたが、すごく大きな映画だったので、その後のプロモーションがまた大がかりで。まだテレビもギリギリ強い時代だったので、ニュース番組に出たり、バラエティ番組に出たり、芸能人と会うことが一気に増えて、混乱しました。「えっ、芸能人になるの、 私?」みたいな感じで。