結婚式を終えた新郎は…

 しかし本番は、宴が終わり、先輩や友人が帰宅してからである。花婿は、「ミームクジュリ」と呼ばれていた特別なジュリの部屋へと向かうのである。結婚生活を円滑に進めるために、ミームクジュリに夜の手ほどきをしてもらうのだ。

 その後に結婚式をあげると、花婿は再び件の先輩友人一行と辻遊郭へと向かい、前回と同じミームクジュリから二度目の夜の指導を受ける。

 これだけでも現代の感覚からすれば信じがたいが、その費用はすべて花嫁の実家の負担だったというのだから驚かされる。

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