秋山千佳氏と文藝春秋取材班による記事「愛子さまってどんな人?」(2026年2月号)では、愛子さまと対面したことのある人物がその経験を振り返っている。愛子さまの何気ない仕草が、人々の心を掴んでいることがわかる内容だ。
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愛子さまの初の単独公務は2024年5月、国立公文書館の特別展「夢みる光源氏」の視察だった。
愛子さまに緊張があったか、案内した調査員の星瑞穂さんに尋ねると、首を横に振った。
「いいえ。むしろ私の方が緊張しているとおわかりいただいたのか、宮様の方からお声がけいただいたり、積極的に質問してくださったりと、お気遣いいただきました」
案内開始早々、愛子さまは「私、目が悪いんです」と切り出し、眼鏡をかけたという。
「わざわざ断ってくださったことに丁寧なお人柄を感じましたし、眼鏡をかけながらウフフと微笑まれたもので、失礼ながら、かわいいなぁとしみじみ思いました」(星さん)
『枕草子』の夢にまつわる一節を見た際には、こう述べられた。
「夢占いは現代でもありますよね。人が死ぬ夢ってかえって良いことがあるとも言いますね」。愛子さまと肩肘張らない会話を楽しむうち、星さんの緊張はほぐれ、大変気さくな方だという印象が深まっていった。
江戸時代の注釈書についての星さんの解説に対し、愛子さまが別の注釈書の名を挙げるなど、造詣の深さに星さんが内心驚嘆する場面もあった。公務ではあるものの、貴重な展示を前に「ウキウキしていらっしゃる」のが伝わってきたという。
案内を終えた後、星さんの心に残る出来事が二つあった。

