アンナ 「体モノマネ」は、体型が似ているところから始まったの?

秋山 そうなんです。30代前半ぐらいから、周りに「なんか大御所俳優みたいな体してんな」「貫禄がすごい」「昭和のスターの風格がある」みたいに言われてたんですよ。別に太ってるわけじゃないんですけど、なんかこう、がっしりしてて。それでやっぱり梅宮さんなんだなって、自分でも思うようになりました。

 

アンナ 私が小学生ぐらいの時の父がまさしくこういう感じだったんですよ。一番太ってたときで100キロぐらいあったの。夏はいつも真っ黒に日焼けしていて。この日焼けした肌の色と、このがっしりした体つき、本当にそっくりですよね。

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秋山 マジで同じですよ。昔の写真とか見させていただいて思ったんですけど、上半身はがっしりしてるのに、その割には下半身がシャープなんですよ。その奇跡的なバランスまで結構似てるんですよね。

アンナ そう。あと、毛がないの。つるつる。

秋山 僕も全くないです。すね毛も腕毛もほとんどない。不思議なぐらい。

アンナ ほんとだ。胸毛もないし、もうほんとに毛が薄い人でした。だから私は学生のときですけど、あまりに毛がなくて彫りが深いから、「パパは本当に日本人なの?」って聞いたことがあったぐらい。ハーフでもないのに、日本人離れした雰囲気がありましたね。外国の俳優さんみたいに。

秋山 毛がないし、足も結構華奢な足なんですよ。だから短パンが似合うんですよね。松方弘樹さんと釣りしてるときの、あの時代の梅宮さんの体が、めちゃくちゃ自分と同じ時期があって。あの短パン姿、最高にかっこいいんですよ。あれぞスターの着こなしです。

お面との運命的な出会い

アンナ 体モノマネのお面は、いつから使っているんですか?

秋山 あれは2012年からやっています。キングオブコントで優勝して、そのあと『はねるのトびら』っていう10年以上やってた番組が終わる頃で。「やべ、次大丈夫かな、仕事なくなるんじゃないか」っていう不安がすごくあって、本当に崖っぷちというか、精神的に追い詰められていた時期に、番組の最終回で自由にやっていいっていう時間があって、そこでやったんですよ。

アンナ それが最初の披露だったんだ。

秋山 はい。その前に、大阪の番組で、相手を笑わすみたいな企画があったときに、とっさに「梅宮辰夫のお面を1枚作ってください」って小道具さんに伝えたんです。特に深い考えもなく。本当に、口からポロッと出ただけというか。そうしたら楽屋にポツンと置いてあったのが、これなんですよ。