「私はまたいい人を見つけて結婚して、幸せになろうと思ってます」
――先生から「自分のやりたいことをやれよ」と言われていたとのことですが、介護をしながらやりたいことはやれている?
恋池 先生は結構貯金があったんですけど、使っていいと言われていたので、私が自分のやりたいことのために使っちゃいました(笑)。漫画を自費出版したりとか、家の修繕のためDIYしたりとか。
――先生とお別れした後のことも考えますか。
恋池 あ、そうですね。私はまたいい人を見つけて結婚して、幸せになろうと思ってます。
――恋池さんはまだ40代ですもんね。
恋池 それを言ったら先生は「背後霊になって邪魔しちゃうかも」とかって言ってましたけど、背後霊もひっくるめて全然、幸せにやっていきますよ(笑)。
共に歩んだ約20年「先生はやっぱり私の“永遠の師匠”」
――振り返ってみて、真崎先生との約20年の歩みをどのように感じていますか。
恋池 わけわかんなかったけど、自由な人と一緒にいたら自由になるのかなって。結婚しても「妻」っていう役割を課してくる人じゃなかったから楽だったし、どこまでも自由でしたね。
先生は、自分以外の誰かになろうとしない人だったし、誰かの期待を背負ったりもせず。自分がつまらないと思ったら、地位でも名誉でも簡単に捨てちゃう。どこまでも自由で、自分を信じる力が強い。そんな先生はやっぱり私の“永遠の師匠”ですね。
撮影=佐藤亘/文藝春秋
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