――仮面ライダーは海外にもファンが多いですが、アインズに対して海外からの反応もありましたか。
天翔 本当にたくさんありました。SNSにも海外の方からのコメントがすごく増えました。タイや香港など、アジア圏の方が多いです。
――どのような感想が届きましたか?
天翔 「胸が熱くなる」「自分が本当に好きだった1号から、血のつながった娘さんが新たにアインズとして誕生した。生まれてきてくれてありがとう」「感動をくれてありがとう」というコメントをいただいて、めちゃくちゃ嬉しかったです。
――国内からの反応も多かったですか?
天翔 日本の方からの反応もすごく多くて。仮面ライダーアインズとして1号を受け継いで変身した姿は、1号のオマージュでもありますし、アインズの精神性やコンセプトがすごく響いたという声も多かったです。
ほかにも、「自分も勇気をもらいました」「同じ女性として、アインズのように強く美しく、葛藤を乗り越えて変身する姿に感銘を受けて、自分もこうなっていきたいと思いました」という女性の方からのコメントもすごく多くて。私が一番伝えたかったことが、そうした女性の方々にも響いていて、すごく嬉しかったです。
「リップモンスター」コラボムービーは“本編より大変だった”
――『仮面ライダーアインズ』は通常の作品のほかに、カネボウ化粧品「KATE」の「リップモンスター」とのコラボによるショートムービー『HENSHIN THE FIRST』も話題になりました。すごくスタイリッシュな仕上がりで、本編とはまた違った魅力があります。
天翔 あちらは、映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』『ブルーピリオド』の萩原健太郎監督が撮ってくださいました。KATEの「リップモンスター」には、自分の良さに自信を持ち、メイクによって強い女性に変身するというコンセプトがあるんです。
そのコンセプトが、仮面ライダーアインズに変身するまでの過程とばっちりハマっています。三日月ナユタは、さまざまな不安や葛藤を抱え、自分を見失いそうになる中で、周囲のライダーヒロインたちの活躍を見て、自らも葛藤を乗り越え、強く美しく変身するんです。
『HENSHIN THE FIRST』は、本編とは違う角度から、どうやってナユタが自分の葛藤を乗り越えて変身したのかを、短編で描いています。本当に映画のような濃厚な映像になっているんですが、正直、『仮面ライダーアインズ』本編の撮影よりも、だいぶ大変だったんです。

