スキャンダルの渦中に救ってくれた人たち
一方、あまりにひどい終わり方をすると、思い出も残らず相手への未練は一切なくなるので、ふっきれるのは早かったです。
恋が終わると、普通はいい思い出が時おりよみがえってきてつらいはずだけど、それがまったくなかったから。本当にそこだけはよかったです。
スキャンダルの渦中にいるとき、周りの人の優しさにも救われました。
当時の事務所の社長は、人の痛みに人一倍共感してくれる人でしたから、私を全面的にかばい、怒ってくれました。
「1人にすると危ない」と心配して、芸能人ではない私の親友をホテルに呼び、しばらくそばにいるようにしてくれました。タレントの北斗晶さんは毎日電話をかけてきてくれて、私を元気づけてくれました。上沼恵美子さんもご自身の冠番組に呼んでくださり、「別れてよかったのよ」と励ましてもらいました。
また、前述した「海坊主」の大将も、ずっと心配してくれていたそうです。いつも「あいつは幸せになったのかね? うちの娘みたいなやつだから」と言っていると、知り合いから聞きました。
最近はあまり行けていませんが、私の近況を聞くとすごく嬉しそうな表情になるとか。変わらない温かさが心にしみます。
2025年にソロデビュー『大嫌いだけど大好きな人』
2025年には、『大嫌いだけど大好きな人』という曲でソロデビューをすることができました。チェキッ娘以来、24年ぶりのレコーディングだったんです。
この曲は、私がレギュラー出演しているバラエティ番組『じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~』(テレビ東京系)のエンディングにもなりました。
歌詞の部分は、プロデュースをお願いした歌手の上木彩矢さんに、私のこれまでの恋愛経験をベースにした今の思いを伝え、形にしていただきました。でも、あの人のことではありません(笑)。
昔はルックスがよくておしゃれな人や、見せかけの優しさに騙されてすぐに好きになってしまうことも多かった私でした。いろいろと学びはありましたが、まずお伝えしたいのはこれです。
もし付き合っている彼がサプライズをしてくれたとしても、それは「一世一代の決意」とは限りません。実は、過去にいろんな相手に同じことをしてきて、単にサプライズに慣れているだけという確率がかなり高いです(笑)。
現在は一人の時間を満喫している私ですが、お付き合いするなら「地味でも誠実な男性が一番」だと思っています。数々の恋愛の「しくじり」を通して、男性を見る目もようやく変わってきました。