「中学生になってから人生が変わりました」いじめられていた学校生活の“転機”
――お母さんとの関係も最近になって変化したと聞きました。
川越 去年の12月、母から連絡が来たんです。私の活動を知って感銘を受けたと。私がいろんな人に愛されて、自分の夢を追って頑張っている姿に感動して、今は真面目に仕事をするようになったそうです。それをきっかけに普通に仲良くなりました。母と娘というよりも、姉と妹みたいな関係になっています。
お母さん、お父さんと、この活動をきっかけにつながることができたんです。今は家族が丸くなりましたね。
――いじめは続いていたものの、中学から活発になったそうですね。
川越 中学生になってから人生が変わりました。いじめ主犯格の転校生がいなくなったので、少しだけ羽を伸ばせるようになって。
「すごくカッコいい人だったんです」前向きに生きるきっかけになった初恋
――何がきっかけで変わったのですか。
川越 初恋です。相手は体育の先生でした。
その先生に出会ってから、私の生き方が大きく変わりましたね。それまでは根暗で、店に置いてあるお菓子をたくさん食べるから太っていましたし、ストレスで夜更かしばかりしたし、髪の毛も抜いてたし。でも、「このままじゃダメだ」と。
その先生は、少女漫画に出てきそうな、すごくカッコいい人だったんです。私はそういう、生徒からチヤホヤされるタイプの先生は嫌いだったんですけど。
ある日、先生がみんなの前で話していて、女の子たちが周りに集まっているのを、私は「早く帰りたいな」って離れたところから見ていたんです。そうしたら急に先生が私の名前を呼んで、「この中で一番、家庭的な女になりそうだね」って。
――その一言で。
川越 もう、イチコロでした。私は家庭環境が不安定だったから、愛に飢えていたんだと思います。それもあって「かわいいね」と言われるよりも、そういう言葉が心に響いて。
そこからモテるための秘密のノートを作ったりして。どうやったら男性にかわいく見られるか、恋愛について本気で勉強しました。ビジュアルもきれいにしなきゃと思って、ネットでたくさん調べました。お金もないし、整形する場所もないから、すべて自力で。

