「お金をすべて渡してしまった」高校時代に借金まみれの男性と交際→マルチ商法に引っかかり…

――そんな充実した高校生活の一方で、人生を狂わされた男性との出会いもあったとか。

川越 借金まみれの男性と付き合ってしまったんです。髪をピンクに染めて、ピアスをたくさん開けていて、そんな人は島で唯一だったんですよ。真面目な型にはめられて育ってきた私には、彼が持っているものがすごく魅力的に見えて。

 完全に沼ってしまいました。彼は東京で働いていたんですけど、借金を抱えて働けなくなって島の実家に逃げ帰ってきてたんです。

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 沼った挙句、それまで貯めていたお金を、彼の借金返済のためにすべて渡してしまいました。当然、手元のお金はなくなるじゃないですか。そこから「ヤバい、お金を取り戻さなきゃ」と思って、ネットでいろいろ検索して、マルチ商法に引っかかってしまって。

 

――男沼とマルチ沼の両方にどっぷりと。

川越 はい。しかも、そのマルチでお金を失って、また別のお金儲けの話を探したら、それもマルチで。そういうことが4件くらい続いて。

――島で育った純粋さから、人を疑うことを知らなかった。

川越 そうなんです。全部、クリーンに聞こえちゃって。「これをやれば稼げるんだ」「この入会金を払えば仲間に入れるんだ」って。気づいたら、貯金はほとんどゼロになっていました。

 パニック障害のようになって、ご飯も食べられなくなりました。味覚もなくなってきて、震えも止まらなくなって。でも、誰にも相談できなかったんです。おじいちゃんおばあちゃんには絶対に言えないし、友達にも言えない。ある日、家で倒れて、自衛隊のヘリコプターで緊急搬送されました。

 卒業式の直前だったんですけど、東京の病院に1か月間入院しました。

「1日6回くらい、ひたすら口で…」AV好きの高校生の彼から受けた壮絶なデートDV

――高校時代は、そのピンク頭以外の男性とも壮絶な恋愛をされたそうですね。

川越 初めて付き合った彼ですね。別れてから気づいたんですけど、実は遠い親戚だったんですよ。その彼が、AVが大好きな高校生で。

 お互い初めてだったんですけど、彼の中ではAVでやることがセックスのすべてだと思っていたみたいで。今思えば、この経験が今の仕事につながっているのかもしれません。

 私がうまく感じられないと、1日6回くらい、ひたすら口でさせられたり。「手はこう!」「角度はこう!」みたいに、細かく指導されて。

 

――デートDVじゃないですか。

川越 そういうことをするのは、彼の親が近くにいるキッチンとか、畑や森の中、海とか。この仕事をしていて「ああ、彼がやりたかったのはこういうシチュエーションだったのか」って気付きました。

 私は実家暮らしだったので彼を家に呼ぶことはできず、どんなにバイトで疲れていても、夜中にバイクを走らせて会いに行っていました。大嵐の日でも、何十キロも離れた山奥にある彼の家まで。着いたらすぐにセックスか口でさせられるだけでした。