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大腸がんと「内臓脂肪」の深い関係
大腸がんと内臓脂肪の関係も見逃せない。日本人は欧米人と比べて内臓脂肪がつきやすい体質を持つ。奥田氏が用いた「肉まん」の比喩は分かりやすかった。欧米人は皮(皮下脂肪)が厚く具(内臓脂肪)が少ない。日本人をはじめとする東アジア人は、逆に具が多い。
「皮下脂肪は悪い物質をほとんど作らないため、どれだけ蓄積しても、それが原因でがんや生活習慣病になることはありません」
つまり、体格が大きく見えても皮下脂肪中心の欧米人と、すらっとしていてもお腹だけ出ている内臓脂肪型の日本人とでは、健康リスクが全く異なる。内臓脂肪を落とすには有酸素運動が最も直接的に効果的で、「1日合計20分から30分の運動を、週5日ほど」を2か月続ければ必ず実感が得られると奥田氏は言い切った。
ヨーグルトを嗜好品として楽しみつつも、食物繊維と有酸素運動を軸に据えた生活習慣へ。奥田氏が提示するがん予防の処方箋は、派手さこそないが、日本人の体質に根ざした地に足のついたものだ。胃がん・膵臓がんとピロリ菌、アルコール、喫煙との関係など、番組ではさらに踏み込んだ議論が展開されている。
【病気にも人種差「日本人の体質でみたがん予防」】日本と欧米「なりやすいがんの違い」|大腸がん・胃がん・膵臓がんに繋がる「日本人の体質」|品種改良した果物に要注意|欧米のデータに惑わされるな【奥田昌子】
