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「ふざけるな」大声で怒鳴りながら平手打ち
桑田は日比野さんを落ち着かせようと両肩を押さえ、座らせるようにしながら「警察は勘弁してくれ」と懇願した。日比野さんは「ふざけるな」と大声で怒鳴り、桑田の頬を平手で2度叩いた。すると桑田も頬を平手で叩くなどやり返した。
それでも部屋を出ようとする日比野さんを、桑田は両腕を掴んでベッドに引き戻した。ベッドに仰向けに倒れ、後頭部をベッド傍の壁に打ち付けた日比野さんが「これは傷害だし、お金をとって返さないのは泥棒だ」と騒ぎ始めたため、桑田は日比野さんの口を塞ごうとして右手を伸ばした。だが日比野さんは腹部を蹴るなどして抵抗した。
桑田は日比野さんの腹部に馬乗りになり、ついに頸部を両手で強く圧迫し窒息死させた。そして日比野さんの遺体を自動車のトランク内に隠した。その後、遺体をドラム缶内に移し替えて、当時借りていたアパートから徒歩で5分もかからない資材置き場に放置した。
日比野さんの遺体は死ろう化した状態で発見された。
発端は、紘子さん殺害の報道を見た日比野さんの母親が、テレビ報道で桑田の顔を見て「娘が交際していた男だ」と警察に連絡したことだった。
殺害から5年近くも発覚しなかったのは、桑田が日比野さん名義の携帯で、日比野さんの母親にメールを返信するなどの隠蔽工作をしていたからだった。
