朝ドラ『半分、青い。』では“嫌われ役”も……
それが、初主演作となった『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』だ。石井裕也監督・脚本作品で石橋は池松壮亮とW主演を務め、看護師とガールズバーでのアルバイトを兼業する美香を演じた。
同作で石橋は、言葉にできない不安や孤独を抱えながら、他人に甘えることができず日々をやり過ごす美香を等身大の演技で表現。第60回ブルーリボン賞新人賞などを受賞して実力を示した。同賞は過去に母親の原田も受賞しており、史上初の親子受賞と大きな話題を呼んだ。
同作のヒットで人気を得た石橋は2018年、朝ドラ『半分、青い。』に出演。出演シーンは少なかったものの、印象に残る演技をみせた。
石橋が担当したより子は、永野芽郁が演じた主人公・鈴愛が想いを寄せる相手・律の妻。一人息子を名門小学校へ通わせる教育熱心な母親で、佐藤健が演じた律にも過大な期待を寄せるクセの強い女性だ。
息子と夫にいらだつ不機嫌なシーンも多く、熱心な視聴者からはあまり好かれていない悪役キャラとなった。話し口調も厳しくインパクトの強いより子の、夫の家族になじめない寂しさや劣等感も繊細に見せた。
その後もリメイク版『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)を含めキャリアを重ねてきた石橋。テレビ関係者は彼女の魅力をこう語る。
「ダンサー出身なだけあって体幹が強いので佇まいが美しく、父親譲りの眼力の強さも魅力的です。これまで大きなスキャンダルがないのでNHKから重宝され、さまざまな作品にキャスティングされています。今年は、すでに年末放送の紅白にも何かしらの形で出演するという情報もあります」
何の前触れもなく「大胆ヌード」を披露
高い演技力を持った役者性だけでなく、安心感からもNHKに愛されている石橋だが、“清純派”ではなく自由奔放な一面を時折見せるのも魅力かもしれない。例えば、2022年に発売した写真集『月刊 石橋静河』では衝撃的な姿を見せた。
同作は、石橋の友人でありモデル・写真家のモーガン茉愛羅が撮影を担当。2人が伊豆を旅しながら撮影した写真集で、「撮れちゃったもの全部、見せます。」というコンセプトのもと、石橋は下着姿やトップレス姿を披露している。
女優のヌードは「価値」があるとされ、一般的には映画で“初脱ぎ”が行われる。石橋の場合は人気が急上昇している中で、いきなり写真集で脱ぐという大胆な行動に出た。この写真集については、出版社があまり石橋のヌードを押し出して宣伝しなかったため、なぜ脱いだのかは不明なままだ。ちなみに、母親である原田は早くから映画でヌードを披露しているので、影響を受けた可能性があるかもしれない。

