2006年4月9日に起きた、木原誠二元官房副長官の妻・X子さんの当時の夫・安田種雄さん(享年28)の怪死事件。2018年にX子さんの聴取を担当した取調官で、警視庁捜査一課の佐藤誠元警部補が「週刊文春」の取材に応じた。
重要参考人のY氏による“新証拠”
「週刊文春」は8月19日発売号では、警察も入手できなかった新証拠を公開した。事件後、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された重要参考人のY氏に対し、X子さんが送った80通超の手紙と、Y氏が綴った「獄中ノート」だ。彼はこう記していた。
〈何も殺すことはないだろうと思いたくなる様な動機で、種雄も殺されてしまった〉
この新証拠が持つ重要性について、佐藤氏はこう強調した。
「X子の手紙やYの『獄中ノート』には、事件直後の心情が生々しく綴られている。二人の濃密な関係が裏付けられる第一級の状況証拠だろ。これがあれば、当時の取り調べがどれだけ楽だったか」
