狙われる人の共通点 ①自分はモテると思っている人

ハニートラップに引っかかりやすい人、あるいはターゲットになりやすい人には、実はある共通点があります。

1つ目は「自分はモテると思っている人」、あるいは「自分に人が寄ってくることを不思議に思わない人」です。

私自身を例に出せば、引っかかりにくいタイプだと思っています。なぜかというと、自分はそんなにモテる人間ではないという自覚があるからです。だから、自分に言い寄ってくる人がいたら、とりあえず疑う。まず「何かあるのではないか」と考えるわけです。

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逆に危ないのは、中途半端に若い頃モテた人、今もそこそこモテると思っている人です。そういう人は、異性が近づいてきたときに、「やっぱり俺はここでもモテるんだ」と受け取ってしまいやすい。これが危ないのです。

公安部の部内講習でも、昔から教官が言っていたのはそこでした。

「お前らがそんなにモテるわけがない。向こうから寄ってきたら、まずスパイを疑え」疑って疑って、疑った結果、スパイの要素がなければ、その時点で初めて次に進めばいい。まずは疑うところから始めろ、ということです。

これは、かなり本質を突いています。ハニートラップに限らず、スパイに取り込まれやすい人というのは、「自分に都合のいい出来事」を疑わない人です。自分にとって心地良い現実を、そのまま信じてしまう人とも言えます。

共通点 ②秘密主義の人 ③プライドが高い人

2つ目は秘密主義の人。あまりプライベートを話さない人、友だちが少ない人、相談相手がいない人。そういう人は、「何かおかしいな」と思っても、すぐに誰かに話しません。自分の中で抱え込んでしまう。

逆に、ざっくばらんで自己開示が多い人は、「最近、白人の美女と知り合ったんだけど」などと周囲に話してしまう。そうすると、「それ、危ないぞ」と誰かが助言してくれることがある。そこで我に返る瞬間があるのです。

だから、孤立している人、秘密主義の人、相談しない人は危ない。これは、現職時代も、民間のコンサルタントになってからも、ハニートラップに引っかかった人を見ていて共通して感じるところです。