住んでいるマンションの部屋は、とにかく本だらけ。仕事柄、本は欠かせないし、いまだに電子書籍は苦手なので、どんどん本が増殖してしまいます。なかには英国で入手した400年前の占星術書など、ちょっとしたお宝もあります。
本に埋もれて暮らしている
僕は、ホロスコープでは月が牡羊座に入っています。月が牡羊座にある人は、思い立ったらすぐ動きたい、おとなしく見えても意外とせっかちで熱しやすいといわれています。実際僕は、落ち着いてなにかをすることがまったくできず、部屋の片隅で本を読んでいるうちに、そこに出てきたことを他の本で調べるため、あちらでもこちらでも本が出しっぱなし。
ときどき古本屋さんに来ていただいて、車に載せられるだけの本を引き取ってもらい、その直後はちょっとすっきりしたかなと思うのですが(というより、床に積んである本のエリアが単に減っただけ)、すぐにまた増殖して、元通りに。散らかっている家にいるのがなんとなくイヤで外出すると、出かけた先でまた本を買ってしまう。だからいつも、バッグが重くなってしまいます。
たまにホテルのカフェで打ち合わせをする際に、レセプションで「チェックインはこちらです」などといわれてしまうことも。なにしろ重いボストンバッグを持っているので、宿泊客と間違われるのでしょう。
もっとも、占いを稼業にしている人が、みんな僕みたいに本に埋もれているわけではないと思います。もっとすっきりした、お洒落な部屋で暮らしている人はいくらでもいるでしょう。
まあ、そんなわけで、どうということもない日常を過ごしている次第です。
占い師だから、日々占いでいろいろ決めているとか、日々瞑想しているとか、部屋には水晶玉とかあやしげな儀式道具がいっぱい、と期待? されている方がおられたら落胆させてしまいそうですが。
2種類の「当たり方」
本書をここまでお読みいただいた方ならお気づきかと思いますが、僕は決して占いの「ビリーバー(信奉者)」ではありません。占いは必ずしも当たるわけではない――これは僕にとって、あまりに自明のことです。