「韓国人がああいう服を着て踊ったら、オタクじゃない普通の人は引くと思う」
韓国のアイドルファンはKpopスターに対して、パフォーマンスとビジュアルの完成度、そしてクールかつ個性的でイケているキャラクターイメージを求める。
だがきゅーすとは最初からKAWAII LAB.のコンセプト通り、“わちゃわちゃしてKAWAII”という日本カルチャーのキャラクターというポジションを強調していた。その結果としてパフォーマンスのレベルもメンバーのキャラクターもKpopと同じ評価基準を当てはめられず「最初からそういうもの」として受け入れられた。
それはこんなSNSの書き込みからも明らかだ。
「外国人がやるからいいんだよ。韓国人がああいう服を着て踊ったら、オタクじゃない普通の人は引くと思う」
歌もダンスもキャラクターもKAWAIIに振り切ったきゅーすとと比べれば、イコラブのパフォーマンスはもう少しクール志向でKpop的だ。衣装こそヒラヒラしたいかにも日本アイドル的なコスチュームで差がないものの、歌やダンスの方向性はハッキリ違う。
韓国のアイドルファンはその差を敏感に感じ取り、イコラブにKpopアイドルを見るときと同じ評価基準をあてはめた。しかしKpopの中に置かれた瞬間に、イコラブは「清楚な少女イメージ」が極端に強いグループに見えてしまった。それが「小児性愛コンセプト」という強い批判を呼んだのだ。
歌やダンスのレベルについても、「Kpopグループに比べるとかなり厳しい」という評価を受けたことになる。
韓国の厳しい洗礼を受けた格好のイコラブだが、「Kpopの仲間として認識された」という事実はマイナス面だけではないという見方もある。SNSでは「きゅーすとは、KAWAIIというマイナージャンルのトップになるのが限界。イコラブは今はメジャーの下のほうにいるけど、少なくとも大きなジャンルに挑戦している」という期待の声もあがった。
異物として受け入れられたきゅーすとと、Kpopの仲間だと認識されたがゆえに炎上したイコラブ。日本を代表するアイドルグループが韓国でどんな存在感を発揮していくか目が離せない。
