1981年11月28日、旧西ドイツで買い物中に2歳の女児が忽然と姿を消した。警察犬が投入されたのは通報から24時間後、国境検問所への連絡は48時間後——致命的な初動の遅れが批判を招く中、手がかりは何一つ得られなかった。

 そして事件から37年後ーー姉のSNSに「失踪した本人」を名乗る謎の女性が現れる。

フェイスブックに現れた「消えた娘を名乗る女」

 事件が起きたのは、カトリース・リーの2歳の誕生日当日だった。母シャロンがポテトチップスを買い忘れレジを離れた、わずか2〜3分の隙に、幼子の姿は消えた。

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写真はイメージ ©getty

 店内、川底まで徹底捜索したにもかかわらず手がかりは皆無。新聞に情報提供を呼びかけたのが失踪から6週間後という対応の遅さに、世間の批判は高まった。

 19年が過ぎた2000年、警察はコンピューターで成人したカトリースの外見を再現し公開。するとリチャードと同じ連隊の元交際相手が誘拐・殺害に関与しているとの通報が入るが、男性は否定。

 2017年には失踪当日、幼子を緑色のセダン車に乗せていたとされる男性の似顔絵も公開され、アルメ川まで捜索が及んだが、やはり何も見つからなかった。

 そして2018年10月、予想だにしない展開が訪れる。カトリース・リーの名前でフェイスブックのアカウントが作成され、姉ナターシャのもとに「私が失踪した本人だ」とのメッセージが届いたのだ。その女性の正体とは何者なのか。

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【本編はこちら】「娘はどこ?」買い物中に2歳女児が行方不明→川底まで探したけど…両親も納得できなかった「警察の致命的ミス」に批判殺到(昭和56年・海外の事件)へ続く――。

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