1981年に旧西ドイツで起きた2歳女児・行方不明事件。進展がないまま37年が過ぎた頃、姉のSNSに「失踪した本人」を名乗る女性から謎のメッセージが届く――。いったい彼女の正体は?

 鉄人社の新刊『知ったら最後、夜眠れなくなる 世界の未解決ミステリー68』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目)

写真はイメージ ©getty

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緑色のセダン車

 何の手がかりもないまま19年が過ぎた2000年、警察は成人したカトリースの外見をコンピューターで作成、一般に公開する。

 と、1人の女性が、リチャードと同じ連隊に所属していた元交際相手がカトリースを誘拐・殺害したと通報。

 元交際相手の男性が事情聴取を受けたものの、彼は完全に事件との関与を否定。また、リー家の留守番電話に「フランスでカトリースを探せ」とメッセージが残されたこともあったが、何の進展もみられなかった。

 2017年、警察はカトリースの失踪に関与した可能性のある男性の似顔絵を公開した。情報提供者によれば、失踪当日、その男性が幼子を緑色のセダン車に乗せていたのを目撃したのだという。